東日本大震災より6年…

月日が経過するのは時にゾッとするほど早く、心の瞬発力の低下や、体力の衰えといったことで痛感し焦りや閉塞感を感じてしまうことの方が多くなっていきますね。
本当に早いもので、日本中が震撼した東日本大震災から早6年が経ちました。
小学一年生が中学一年生になるほどの月日が経っていますね…。

瓦礫の撤去が終わっており、インフラ復旧が行われたりと着実に復旧してはいっています。
ですが、原状仮設住宅には約3万4000世帯が残されています。
毎日不動産に関わり、”より良い家”を探し、紹介し、研究している身としては、仮設住宅に入らざるを得ない状況を考えると張り裂けそうな思いになります。

毎年、3月になると何年目という形でTV等でも特番が組まれ、今なお続く被災者方のつらい状況等が発信されています。
ですが、被災者の方々の状況はその後1年も続いてしまうような方もいらっしゃると思います。3月だけがつらい状況ではないものです。

SMAP×SMAPが終了し、番組の最後で復興支援を呼びかけるような番組も目に入らなくなりました。
全ての人の目にとまるわけではないですが、とても有効なメディアの使い方だったと失って気づきます。

3月になると震災を思い返すことで
戒めの思い、自然への敬意、慈悲の心、感謝の気持ち
色々な感情が生まれてきます。

これらの気持ちがただの気まぐれと済まさないよう、毎日を生きていかねばなりません。

東日本、熊本、被災地の一日でも早い復興を心から願っています。