不動産~まめちしき~ 構造編 その③

こんにちは!

今回も前回に続いて
建物構造の”鉄筋コンクリート造(RC造)”についてお話させて頂きます!

RCとは
Reinforced Concreateの頭文字二つをとって作られたものです。
訳すと「強化コンクリート」となります。
ゴリゴリに強そうですね!
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組んだ枠の中に鉄筋を配置しそこにコンクリートを流し込んで
柱・梁など建物の骨格部分を一体に仕上げます。
コンクリートは圧縮に強いけれども引張に弱い素材です
そこに、引張に強いけれども錆びやすく耐火性も弱い鉄筋
これを合わせて使うことで互いの欠点をカバー仕合い、かなりの強度をになります。
コンクリートはアルカリ性なので、鉄筋を錆から守ってくれる上、火災時の鉄筋の強度低下を防ぎます。

更に、そのRC芯の部分に鉄骨を入れ込んだものが
SRC造 Steel Reinforced Concreate
となります。
RC造の長所である変形にしにくさと鉄骨造の長所であるしなやかさのふたつを併せ持っている素材になります。

RCもSRCも高い耐火性耐久性を誇ります。
さらにかなり自由な形の建築物を作ることが出来ます。
アーチで構成され、柱や梁がないラーメン構造なども選ぶことが容易になりますので
楽しい建築物を拝むことが出来ます!

しかし、建築におけるコストが高く、建物自体の重量が重いため軟弱な地盤には建てるとこができません。

逆をとれば、RC造がある土地はしっかりした地盤が多いということですね!

建築費用が高くかかるものは賃料などのコストも比例して増加することがおおいですが
コスト面が問題にならないのならば、是非選んでみたい構造ですね!

これにて構造編はおわりとなります!

ちょっと下げられ気味の木造にも多々いいところはありますし
SRCはコストが激しい分メリットもとても多いものです。

この記事がお部屋選びへのお力添えに少しでもなれば幸いです。

不動産~まめちしき~ 構造編 その②

こんにちは!
今回は前回の予告通り
建物構造の”鉄骨造(S造)”についてお話させて頂こうかと思います!

まず、S造のSはSteelのSです。
鋼、鋼鉄といった意味ですね。
こちらの鉄を骨組みに使用て作られたものを鉄骨造といいます。

鉄骨は

厚さが6mm以内の軽量鉄骨とそれ以上の厚さの重量鉄骨があります。
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鉄骨の多いな特徴と言えば、耐用年数になります
法定耐用年数が木造が22年に対して
重量鉄骨の家で34年と、優れています。

また、鉄骨造の家は材料のほとんどを工場で作り
現場に運んで組み立てるため、工期が約4ヶ月と短いですが、
費用はやはり木造よりも高くなってしまいます。

鉄骨造といっても、実は鉄骨だけでは耐火性は低く
木造のように燃え尽きてしまうことは無いですが、鉄なので曲がりますグニャリ

更に雨に長いことさらされていると錆びてしまう為、耐火材や防錆処理を行った鉄骨を使うことが一般的で、それらを施すことによりとても優れた耐火性・防錆性を保つようになります。
これにより火災保険料が木造住宅より安くなるといったメリットも…!!!!!♡
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曲がるということは悪いことだけではなく
その粘りがあるからこそ曲がるのであって、地震の時は鉄骨が粘りによってしなるため
倒壊しにくく、倒壊するまでには時間がかかります。

鉄骨には大きなメリットと特徴がありつつも、
木造よりもはるかに完全に上回っているというわけではありません。

鉄は熱伝導が大きいので夏は暑くなりやすく冬は寒くなりやすいです。
しかし、構造の頑丈性を住みやすさの指標にしているという人には鉄骨造が魅力的に映ると思います。

木造だから、鉄だから
という一見だけで判断するには難しく、
実際に知識を持ち、見て、触れることで自分に合った家の構造に気づき、
合った家に住むことが毎日生活するうえでの満足度に直結してきますね。

では次回は鉄筋コンクリート(RC造)についての記事を掲載したいと思います!!