不動産~まめちしき~ 構造編

こんにちは!

お部屋を借りる際によく目にする RC造…SRC造…
これは一体何なんだ!ということで、
今回から3回に分けて建物の「構造」についてお話させて頂こうかと思います。
不動産には
・木造
・S造(鉄骨造)
・RC造(鉄筋コンクリート)

の3つの建築構造があります。

まずは木造についてお話しします!

一般的に加工が容易な木造建築は、基本的に建築にかかる費用が安く上がるので
家賃を低めに設定することが多いです。
例外としては、高級な木材をふんだんに使用したものや、
木造だけにとどまる話ではないですが、超有名建築家が設計したりしたものなどは
値段がポーーーーーーーーーーーーーーン!!!と跳ね上がったりします。


木造の特徴としては
柱が細いので室内に出っ張りが少なく家具の配置がし易いお部屋が多いです。
強度的な問題で、所々に柱を立てて補強しなければ、
大きく開いたウン十畳といったお部屋を作ることはできません。


火事や地震について、木材は可燃物の性質から、火事に弱いイメージがありますが
ある手度の太さのある木材は着火後に炭化層が形成されるため、
燃え尽きるのに時間がかかります。
万が一火災が発生した場合、避難するための時間稼ぎになってくれます。
鉄は強そうなイメージですが、単純比較すれば倒壊するのは木造よりも早いと言えます。
また、同じ重さの木材と鉄ならば実は鉄よりも木材の方が強い素材です。
自重が軽い分、組み方次第で優れた耐震性を発揮します。
地震で揺れた時いかにその力を分散させるようになっているかがポイントです。
たとえば2×4工法などは職人の差が出にくく、地震にも強い建て方になります。

SRCやRCなどが目立つ昨今ですが、木造にもイイところや持ち味はありますね(´∀`)
次回はS造(鉄骨造)についてのお話をと思っております!