不動産~まめちしき~ 構造編 その③ 2016/07/12
こんにちは!
今回も前回に続いて
建物構造の”鉄筋コンクリート造(RC造)”についてお話させて頂きます!RCとは
Reinforced Concreateの頭文字二つをとって作られたものです。
訳すと「強化コンクリート」となります。
ゴリゴリに強そうですね!
組んだ枠の中に鉄筋を配置しそこにコンクリートを流し込んで
柱・梁など建物の骨格部分を一体に仕上げます。
コンクリートは圧縮に強いけれども引張に弱い素材です
そこに、引張に強いけれども錆びやすく耐火性も弱い鉄筋
これを合わせて使うことで互いの欠点をカバー仕合い、かなりの強度をになります。
コンクリートはアルカリ性なので、鉄筋を錆から守ってくれる上、火災時の鉄筋の強度低下を防ぎます。更に、そのRC芯の部分に鉄骨を入れ込んだものが
SRC造 Steel Reinforced Concreate
となります。
RC造の長所である変形にしにくさと鉄骨造の長所であるしなやかさのふたつを併せ持っている素材になります。RCもSRCも高い耐火性耐久性を誇ります。
さらにかなり自由な形の建築物を作ることが出来ます。
アーチで構成され、柱や梁がないラーメン構造なども選ぶことが容易になりますので
楽しい建築物を拝むことが出来ます!しかし、建築におけるコストが高く、建物自体の重量が重いため軟弱な地盤には建てるとこができません。
逆をとれば、RC造がある土地はしっかりした地盤が多いということですね!
建築費用が高くかかるものは賃料などのコストも比例して増加することがおおいですが
コスト面が問題にならないのならば、是非選んでみたい構造ですね!これにて構造編はおわりとなります!
ちょっと下げられ気味の木造にも多々いいところはありますし
SRCはコストが激しい分メリットもとても多いものです。この記事がお部屋選びへのお力添えに少しでもなれば幸いです。