不動産~まめちしき~ 構造編 その②

こんにちは!
今回は前回の予告通り
建物構造の”鉄骨造(S造)”についてお話させて頂こうかと思います!

まず、S造のSはSteelのSです。
鋼、鋼鉄といった意味ですね。
こちらの鉄を骨組みに使用て作られたものを鉄骨造といいます。

鉄骨は

厚さが6mm以内の軽量鉄骨とそれ以上の厚さの重量鉄骨があります。
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鉄骨の多いな特徴と言えば、耐用年数になります
法定耐用年数が木造が22年に対して
重量鉄骨の家で34年と、優れています。

また、鉄骨造の家は材料のほとんどを工場で作り
現場に運んで組み立てるため、工期が約4ヶ月と短いですが、
費用はやはり木造よりも高くなってしまいます。

鉄骨造といっても、実は鉄骨だけでは耐火性は低く
木造のように燃え尽きてしまうことは無いですが、鉄なので曲がりますグニャリ

更に雨に長いことさらされていると錆びてしまう為、耐火材や防錆処理を行った鉄骨を使うことが一般的で、それらを施すことによりとても優れた耐火性・防錆性を保つようになります。
これにより火災保険料が木造住宅より安くなるといったメリットも…!!!!!♡
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曲がるということは悪いことだけではなく
その粘りがあるからこそ曲がるのであって、地震の時は鉄骨が粘りによってしなるため
倒壊しにくく、倒壊するまでには時間がかかります。

鉄骨には大きなメリットと特徴がありつつも、
木造よりもはるかに完全に上回っているというわけではありません。

鉄は熱伝導が大きいので夏は暑くなりやすく冬は寒くなりやすいです。
しかし、構造の頑丈性を住みやすさの指標にしているという人には鉄骨造が魅力的に映ると思います。

木造だから、鉄だから
という一見だけで判断するには難しく、
実際に知識を持ち、見て、触れることで自分に合った家の構造に気づき、
合った家に住むことが毎日生活するうえでの満足度に直結してきますね。

では次回は鉄筋コンクリート(RC造)についての記事を掲載したいと思います!!